パンやドリンク、シリアルバーなど、様々なタイプの商品がある完全食。私たちの体に必要な栄養素が過不足なく含まれた食品です。魚なら切り身ではなく小魚、お米なら白米よりも玄米、野菜・果物は皮ごとなど、丸ごと食べられる「ホールフード」が挙げられます。中でも和食はホールフードの宝庫とも呼ばれ、玄米や大豆などの豆類、海藻などの栄養素を摂取できます。ここ数年で注目されるようになり、日々の食生活に取り入れる方も増えています。商品数も増えて何を選べばよいか迷うほどです。完全食を選ぶときは「長く続けられるかどうか」を考えてみましょう。栄養価だけでなく、味と食べやすさも重要です。こちらでは、食事に必要な機能や完全食の選び方を解説します。

私たちが何気なく食べている食品には、一次機能・二次機能・三次機能と呼ばれる3つの機能があります。それぞれを満たす食事を意識すれば、満足感を得やすく健康な体づくりができます。

一次機能：栄養機能

食品の一次機能は、生命活動を維持するうえで必要なエネルギーを作り出すための機能です。炭水化物やタンパク質、脂質、ビタミンなどの成分が一次機能に関与します。これらの成分はエネルギー源としてはもちろん、体の構成にも欠かせないものであり、日々の食事を通して常に体内へ取り入れることになります。人間は水分があれば1週間ほど生きられるとされています。しかし、何も食べなければエネルギーは供給されず、その結果、体が重くなり、体力も気力も徐々になくなり、最後は動けなくなってしまうのです。玄米と味噌には食物繊維やミネラル、タンパク質、必須アミノ酸などの栄養素が豊富に含まれており、食事の栄養機能をサポートできます。

二次機能：嗜好性

嗜好や感覚に働きかける機能で、簡単にいうと「おいしい」と感じさせて、食生活に潤いを持たせたり、日々の楽しみにつなげたりする役割があります。栄養が豊富で体によい食品だとしても、食欲をそそられないと人は食べたがりません。味・香り・食感・見た目など、様々な部分で「好ましい」と感じることも食事の機能として不可欠です。

三次機能：生体調節機能

体のリズムを整えたり、免疫力を高めたりと、体の様々な機能を調整するための機能です。風邪予防や美肌効果が期待できるビタミンC、女性ホルモンと似た働きを持つ大豆イソフラボンなどの成分が関与しています。

食品の機能を押さえることで、自身が食事に何を求めているかを把握しやすくなります。より効率の良い食事を心がける場合、各機能のサポートに役立つ完全食を利用してみることをおすすめします。玄米と味噌のコラボレーションは完全食に近く、1日に必要とされる栄養素を補うことができます。

食事に必要な要素を摂れる完全食。いろいろな商品がありますが、選ぶときは以下を考えるとおいしく続けられます。

タイプ・味

完全食にはパンやシリアル、ドリンクなどのタイプがあります。味には甘みのあるものをはじめ、大豆やカレーの風味といった甘くないものなどがあります。好きな味や食べ慣れたタイプで選ぶと、今の生活の中にスムーズに取り入れられます。「栄養があるから食べる」のではなく、「おいしいから食べたくなるもの」をチェックすることが、完全食選びの大切なポイントです。

食事にかける費用

完全食は食事と同じです。手軽さだけでなく、健康やダイエット効果を求めるなら、食事の代わりに長期間摂取しないと意味がありません。長く続けるためには、経済面での無理は禁物です。例えば1食のコストが1,000円以上だと、月間のコストがかかりすぎて継続できない可能性があります。食事にかける予算を決めて、その範囲内で購入できる完全食を選びましょう。

自分にあった食べ方

今の生活に完全食を取り入れる場合、「どのタイミングで食べるか」「どのように食べたいか」を考えることも重要です。時間がないときに食べることが多いなら、手軽なシリアルバーやドリンクタイプが選択肢に上がります。一方、アレンジしながら飽きずに食べたいなら、パウダーやヌードルタイプなどがおすすめです。トマト風味のパウダーで味を変えたり、ヌードルに野菜やシーフードを入れたりと、自分好みにアレンジできます。

ぱぱっと食べられる“甘くない”お食事系の商品なら、ジャパンエナジーフードの玄米×味噌シリアルバーをお試しください。日本人に必要な栄養素を全て取ることのできる素晴らしい和食を手軽に食べたいという思いから誕生しました。完全食といわれる玄米を中心とした食べ応えのあるシリアルバーで、味噌味や梅かつお味、カレー味と、日本食のおいしさを楽しめる商品です。

必要な栄養を手軽に摂れる完全食を利用する方が増えるのに合わせて、様々な商品が販売されています。完全食で大切なのは、食事に必要な機能を備えていることです。栄養バランス・おいしさ・体への影響を考えて、自分に合った商品を選ぶことをおすすめします。

ジャパンエナジーフードでは、完全食に近い玄米と味噌をコラボレーションした和食系シリアルバーを販売しています。優しい味噌味、さっぱり系の梅かつお、子どもも好きなカレー味の玄米×味噌シリアルバーをご用意。甘くないので朝食の代わりや時間がない日のランチ代わりにもおすすめの商品です。日々の食事をサポートする存在として、お役立ていただければ幸いです。