登山中の行動食は必須です。気軽に食べることができ、エネルギーが補給できる行動食は、状況によっては非常用の食べ物にもなります。登山中に小腹が空きやすい方にもおすすめです。

行動食は何でもいいというわけではないため、選ぶ際のポイントなどもしっかりと押さえておきましょう。今回は、登山に行動食が必須な理由や行動食の選び方についてご紹介します。

登山をする際の食べ物に、炭水化物であるおにぎりやパンを思い浮かべる方は多くいらっしゃいます。しかし登山初心者であればもっと気軽に食べられる、行動食が重要です。

行動食とは、その名のとおり登山中に歩きながら食べる食べ物のことです。なぜ行動食が必要かと言えば、「シャリバテ」を防ぐという理由があります。

シャリバテとは、登山中お腹が空いていることに気づかず、エネルギー不足になってしまうことです。シャリバテが起きてしまうと、休憩時間も気持ちが悪くて食べ物を受け付けなくなり、重症化しやすくなるので注意が必要です。

シャリバテを防ぐには、歩いている最中にこまめに水分補給や食べ物を摂取することが重要です。

また、登山は遭難する危険性も考えておかなければなりません。遭難まではいかなくとも、登山中にはぐれてしまう可能性も考えられます。そのような時にも、行動食があればそれが非常食となりピンチを救ってくれます。

行動食を用意することは、シャリバテを防ぐためであり、かつ万が一遭難した時の備えにもなります。登山の際には、簡単に食べられるものでいいので、必ず用意し不測の事態に備えましょう。

行動食を選ぶ際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

登山をする際に、行動食が必要な理由と選び方のポイントをご紹介しました。

登山にお弁当を持ち歩く方は多いですが、意外と行動食を忘れがちです。行動食は非常時には非常食として機能しますし、登山中のシャリバテを防ぐためにも、必ず持って行ってほしい食べ物です。

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